第1-27日 Vol.27  三藐三佛陀と名けたてまつる 【妙荘厳王本事品第二十七】(一~四行)

法華経 妙荘厳王本事品

 
■■第1-27日 Vol.27
 
 三藐三佛陀と名けたてまつる
 
  【妙荘厳王本事品第二十七】
  (一~四行)
 
■■今日の一偈一句
 
 ソノ トキ ホトケ モロモロ ダイシュ ツ      ナイオウコセ   ムリョウムヘン フカシギ アソウ
 爾の時に佛、諸 の大衆に告げたまわく、乃往古世に、無量無邊不可思議阿僧
 
 ギコウ ス   ホトケ     ウンライオンシュクオウケチ  タダアカド  アラカ   ミャク ブッ
 祇劫を過ぎて、佛いましき、雲雷音宿王華智・多陀阿伽度・阿羅訶・三藐三佛
 
 ダ ナヅ      クニ コミョウショウゴン ナヅ コウ キケン ナヅ  カ ホトケ ホウ ナカ
 陀と名けたてまつる。國を光明莊嚴と名け、劫を喜見と名く。彼の佛の法の中
 
  オウ  ミョウショウゴン ナヅ
 に王あり、妙莊嚴と名く。
     
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  1. 今 日 の 解 読 !  (苦)
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その時に佛は、諸々の大衆に告知をした、遥か古の昔に、無量・無辺・不可思議
 
・阿僧祇の劫以前に遡った世に、佛がおられた、雲雷音宿王華智・多陀阿伽度・
 
阿羅訶・三藐三佛陀とお呼びしよう。国を光明荘厳といい、劫を喜見という。そ
 
の佛の法の中に王がおり、妙荘厳と呼ぶ。
 
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  2. 今 日 の 説 法 !  (集)
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この品にも本事品と題されています。薬王菩薩本事品と並んで重要な品らしいで
す。
本事ですからおそらく本形式のような意味でありましょう。
 
ですから、法華経の知識の基本枠を組んでいるメインフレームみたいなものなの
でしょう。
しかし、この本事品は法華経の中で2つあることがちょっとした疑問なのです。
そして、その一つである薬王菩薩本事品はそのまま宿王華菩薩に簡単に委任する
ことになるのですが、意味不明な展開となっていくのです。
 
この本事品の雲雷音宿王華智佛と薬王菩薩本事品の日月淨明徳如来はともにこの
法華経の中でも最も古い時代の佛でもあり、恐らく両者は同じ時代頃だと思いま
す。そして、雲雷音宿王華智佛の名に含まれる宿王華は薬王菩薩本事品の宿王華
菩薩と何らか関係していることを匂わせていますね。
また、この妙荘厳王本事品の最後部分を読むと解りますが薬王菩薩本事品の薬王
菩薩はこの妙莊嚴王本事品の妙荘厳王の二人息子のうちの一人だということがわ
かります。
このようにこの2つの本事品は薬王菩薩と宿王華菩薩とが関連し合っているので
す。
 
この2つの本事品では、釈迦以外の佛や菩薩の歴史がどうであったかを紹介して
いるのであり、それを大衆に明かしておくことで、この歴史に対しこれからの将
来をどう対策していけば良いのかを考えさせる問題テキストのようになっている
ようです。ですから、本事とは過去の事実に対し将来の事を意味しているらしい
ということが解ってきます。
 
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  3. 今 日 の 謎 !   (滅)
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まず、今日の謎を整理して見ることにしましょう!
 
その謎1:無量・無辺・不可思議・阿僧祇や劫とは何でしょう?
 
その謎2:多陀阿伽度・阿羅訶・三藐三佛陀は、佛陀(ブッダ)という特別の佛
     なのでしょうか?
 

 

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  4. 今 日 の 知 識 !  (道)
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無量・無辺・不可思議・阿僧祇などは数を表す単位であり、一説によれば、一を
第一、十を第二、百を第三と数えて、阿僧祇は第五十二番目、無量は第五十三番
目、無邊は第五十四番目、不可思議は第五十九番目に当たるといわれます。
 
なお、単に無量無邊として数限りないという意味で用いたり、また、恒河沙も単
位ですが一般には数の極めて多いことの形容に用い、恒河沙の漢字はインドのガ
ンジス河の砂の数ほど多いという意味があるそうです。
 
劫とは、極めて長い時間を量る単位であり小劫・中劫・大劫があり、世界は八十
小劫を一期として成立~破壊の過程をたどるといわれているそうです。
また、或る佛が出現される時期を意味しているそうで、佛がその世界を築き在す
ることでその劫には名が付いているようです。
 
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多陀阿伽度・阿羅訶・三藐三佛陀は佛の名號だそうですが、如来の十號といわれ
る應供・正偏知・明行足・善逝・世間解・無上士・調御丈夫・天人師・佛・世尊
との違いは何でありましょうか? どちらも佛の名號だといっても佛という字は
如来の十號の中には有りますが、多陀阿伽度・阿羅訶・三藐三佛陀の中には佛と
いう字は無く、三藐三佛陀で佛の呼び名を代替しているようにも思えます。
 
しかし、この品でも佛いましきとして、多陀阿伽度・阿羅訶・三藐三佛陀であっ
ても佛と呼んでいます。
 
ただし、それであっても如来とは呼んでいないのです。
 
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  5. 今 日 の 解 脱 !  (解)
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とかく、市販の仏教書籍には佛と佛陀とは別のように書かれている場合も多くあ
るようですが、私も違うのではないかと考えています。
そして、釈迦のことを佛陀(ブッダ)としている書籍も実に多いですが、これは
私は違うと推理しているのです。
 
なぜなら、釈迦としての如来の十號はこの法華経の中では恐らく藥艸諭品第五に
それとなく記されているように思います。
また、ところどころに世尊として呼ばれていますので、多陀阿伽度・阿羅訶・三
藐三佛陀という種類の名號ではないと考えられるのです。
 
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しかし、私が推理するに、釈迦は化城諭品第七での十六王子として皆が成仏した
のは恐らく佛陀、つまり多陀阿伽度・阿羅訶・三藐三佛陀として成仏したのでは
ないかと思っています。
しかし、その中で更に後に如来となって現れたのは釈迦牟尼佛だけだったのだろ
うと推理しています。
 
つまり、一般にいうブッダとは如来ではない佛をいうのではないかと私は思いま
す。
 
釈迦は十六王子の中で一番最後の十六番目に成仏したように化城諭品に書かれて
います。
しかし、十六王子の第一子の智積が成仏したとは書かれてなく、大通智勝佛の息
子として十六方向に配置された中に釈迦が智積の代わりを果たしているようにも
思えます。
また、更に智積は提婆逹多品では菩薩のまま下方の国へ配置されているのも大き
な謎の一つです。
 
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  6. 今 日 の 振 り 返 り !(脱)
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どうでしょうか、法華経全28品の第一月目はもう明日で終りになります。
 
この1ヶ月、法華経とともに過ごしてみて何か変化は起きたでしょう。 
 
法華経を読むことで必ずあたなの身辺は変わって行くのです。
 
あなたの身内の方や知り合いに亡くなられている人を、各品の命日にあたる日を
当てはめて考えてみてあげてください。
 
きっと、その人の品に登場する者と生前の共通点などが見出せるはずです。その
人は、生前中にどういう心がけをもって生き抜き、どういう功績に満足できたの
か、それが見えてくると思います。
 
亡くなられた方を詳しく知ってあげるということはその人も正しく成仏していけ
るのです。そしてあなたの負担となっていることや気がかりなことは少しづつ解
決していくことでしょう。
 
負担のない自身の人生はより自分に積極的に集中して勝ち取って行くことができ
るのですから・・・・。< ^0._.0^ >
 
 
今回も読んでいただき、誠にありがとうございました。
 
末永くご愛読いただけますよう、今後とも何とぞよろしくお願いいたします。
  
  (ぶっけん)
 

 

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コメント: 1
  • #1

    ぶっけん (日曜日, 24 5月 2015 16:19)

    『佛と佛陀の違いは?』