第10-1日 Vol.251  微妙第一なるを演説したもう 【序品第一】(六十四~六十八行)

法華経 序品第一


★★ きょうの謎!
 
その謎1:経典の微妙第一なるを演説しているところが見えたというのは、例えば

     見寶塔品第十一で同様に釈迦が白毫相の光で東方の国土を照らした情景

     とほぼ同じなのでしょうか?
   
その謎2:ここで弥勒菩薩が観たものは他国の諸佛が方便説法しているところで

     しょうか?
 
 
■■第10-1日  Vol.251
 
 微妙第一なるを演説したもう
 
  【序品第一】
  (六十四~六十八行)
 
■■今日の一偈一句
 
  マタショブツ ショウシュシシ キョウデン ミミョウダイイチ  エンゼツ     ソ ミコエショウジョウ
  又諸佛 聖主師子 經典の 微妙第一なるを演説したもう 其の聲清淨に 
 
  ニュウナンミコエ イダ  モロモロ ボサツ オシ        ムシュオクマン  ボンノンジンミョウ
  柔軟の音を出して 諸 の菩薩を敎えたもうこと 無數億萬に 梵音深妙に
  
     ヒト   キ   ネガ    オノオノセカイ オイ  ショウホウ コウゼツ   シュ
  して 人をして聞かんと樂わしめ 各 世界に於て 正法を講説するに 種
  
  ジュ インネン     ムリョウ タトエ モッ  ブッポウショウミョウ シュジョウカイゴ  
  種の因縁をもつてし 無量の諭を以て 佛法を照明し 衆生を開悟せしめた
  
     ミ
  もうを覩る

 
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  1. 今 日 の 解 読 !  (苦)
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 また諸佛の 聖主師子(しょうしゅしし:聖主は人間の帝王であり佛の異称、
 
 師子は帝王中のライオン、いずれも佛の異称)が 経典のうち 微妙第一であ
 
 るものを演説しておられる その御声は清淨に 柔軟の音を出して 諸々の菩
 
 薩を教えている様子は 無数億萬の数であり 梵音が深妙に沁みわたり 人に
 
 とって聞きたいと願わせつつ 各々の世界に於て 正法を講説するために さ
 
 まざまな種類の因縁を用いることにより 無量の喩えを用いて 佛法を証明し
 
  衆生を悟りに開かせようとしているところを観る
       
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  2. 今 日 の 説 法 !  (集)
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前回、弥勒菩薩は釈迦佛が放った突如異様な光に対し、その疑問を文殊師利菩薩
へ投げ掛けるように偈頌を説き始めました。
 
今回は、その弥勒菩薩の偈の続きです。
 
 また諸佛であって 帝王の中の獅子が 多くの経典の中でも 微妙第一である
 
 ものを演説しておられ その御声は清淨で 柔軟の音を出して 諸々の菩薩指
 
 導を行なっている様は 壮大な規模であり 穢れのない梵音が深妙に浸透し 
 
 人々がとても聞きたいと願うよう 各々の世界に於て 正法を講和するのに 
 
 さまざまな因縁が示され 無量の喩えを巧妙に用いて 佛法を照らし明かして
 
  衆生を迷いから悟りへと導こうとしている様子が観える 
  
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  3. 今 日 の 謎 !   (滅)
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まず、今日の謎を整理して見ることにしましょう!
   
その謎1:経典の微妙第一なるを演説しているところが見えたというのは、例え
     ば見寶塔品第十一で同様に釈迦が白毫相の光で東方の国土を照らした
     情景とほぼ同じなのでしょうか?
   
その謎2:ここで弥勒菩薩が観たものは他国の諸佛が方便説法しているところで
     しょうか?
 

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法華経 序品第一

 

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コメント: 2
  • #1

    安田 和正 (土曜日, 31 1月 2015 15:09)

    種を作っても、蒔かれる時期のことを種は知らない

  • #2

    ぶっけん安成 (木曜日, 01 2月 2018 10:11)

    今日は2月1日(天しゃく日、一粒万倍日)
    ぶっけんの法華経DMは、また最初の序品第一の10段階目の始まりです。
    ところでこのFacebookに投稿しているぶっけん法華経DMは12ヶ月間連続で5月1日から始め4月28日までのサイクルで投稿しています。
    ですから、今月で10段階目であり来々月の4月が最期の12段階目になります。

    なぜ、そのようなサイクルにしたかと言いますと、このサイクルの一番最後の日になる4月28日は丁度、日蓮聖人の立宗記念日にあたるからです。
    この立宗記念日とは日蓮聖人が南無妙法蓮華経を初めて公表されて完成された日です。
    ですから、この日が南無妙法蓮華経という日蓮聖人独自が開宗した新仏教が確立したのです。
    私は日蓮聖人が立正安国論として守る日本国としてインドの法華経を一通り学び終わる日をそのまま日蓮聖人にちなんで、南無妙法蓮華経が始まる記念としてこの日を法華経を学ぶ最期の日としたのです。

    また、日蓮聖人は唯一の法華経の行者でもありました。
    唯一というのは法華経は日蓮聖人にしか解き明かせれないとされていたからです。
    ところで、私の法華経解読は12ヶ月の1サイクルで完全に終わるわけではなく、未完成のままです。
    しかし、日本の日蓮聖人一人のみがインドの法華経を説き明かすことができた、その唯一の日蓮聖人を見習う意味で私はあえて法華経を途中で終わらせているのです。

    法華経をそのまま続けてすべて解読成功するのは皆さん自身の自由と頑張り次第です。
    現代のインターネットを酷使して一人でも多く日本の日蓮聖人へ追いつこうではありませんか。

    (ぶっけん安成)