第10-18日 Vol.268  阿逸多、汝且く是れを觀ぜよ 【隨喜功徳品第十八】(五十二~五十五行)


 
★★ きょうの謎!
 
その謎1:釈迦はどうして弥勒菩薩に対して顔立ちが美貌になる功徳の修行を自ら

     実体験してみよと勧めたのでしょうか?
   
その謎2:一人を勧誘して一緒に説法を聴きに行く功徳が、どうして一心に聴き・

     説き・読誦し、大衆の中で分別して修行することであるのでしょう?
 
 
■■第10-18日  Vol.268
 
 阿逸多、汝且く是れを觀ぜよ
 
  【隨喜功徳品第十八】
  (五十二~五十五行)
 
■■今日の一偈一句
 
 アイッタ ナンジシバラ コ カン    ヒトリ スス  ユ  ホウ  キ    クドクカク ゴト
 阿逸多、汝且く是れを觀ぜよ。一人を勸めて往いて法を聽かしむる功徳此の如
 
   イカ イワ   イッシン キ  ト ドクジュ シカ ダイシュ オイ ヒト タメ フンベツ セツ
 し。何に況んや、一心に聽き説き讀誦し、而も大衆に於て人の爲に分別し、説
 
  ゴト シュギョウ    ソ トキ セソン カサ   コ ギ ノ    ホッ   ゲ ト
 の如く修行せんをや。爾の時に世尊、重ねて此の義を宣べんと欲して、偈を説
 
   ノタマ
 いて言わく
 
 
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  1. 今 日 の 解 読 !  (苦)
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阿逸多、汝しばらくこれを観察してみよ。一人を勧誘して一緒に行って法を聴か
 
せる功徳とはこのようなことである。何を言いたいことなのか、一心に聴き・説
 
き・読誦し、更に大衆の中で人の為に分別し、説の通り修行することと同じであ
 
る。その時に世尊は、重ねてこの義を宣説したいと思い、偈を説いて申された
 
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  2. 今 日 の 説 法 !  (集)
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前回釈迦は弥勒菩薩に対して、法華経を他者へ紹介して一緒に聴きに行く大きな
功徳について、顔立ちが美貌に変化していく例として幾つかを次々に挙げて説明
しました。
そして、代々に於て生れ出る所には佛に会うことができ、法を聞いてその教えの
お告げをしっかり信受できるようになると説きました。
 
今回、釈迦は弥勒を再び阿逸多と呼び、汝はしばらくこの教えを観察せよと言い
ました。
そして、一人を勧誘して一緒に行ってあげ法を聴かせる功徳はこのようなもので
あると言い、この何でもないような行為は一体何を意味するのかと言えば、一心
に聴き・説き・読誦し、しかも大衆の中で人の為に分別して、説の如くに修行す
ることを言っているのだと説明しました。
 
そのように阿逸多に説明すると世尊は、重ねてこの義を宣べようと思い、偈を説
いて申された
 
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  3. 今 日 の 謎 !   (滅)
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まず、今日の謎を整理して見ることにしましょう!
 
その謎1:釈迦はどうして弥勒菩薩に対して顔立ちが美貌になる功徳の修行を自
     ら実体験してみよと勧めたのでしょうか?
   
その謎2:一人を勧誘して一緒に説法を聴きに行く功徳が、どうして一心に聴き
     ・説き・読誦し、大衆の中で分別して修行することであるのでしょう?
 

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法華経 序品第一

 

★★ 今日も、お読みいただきありがとうございました ★★
 
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 4. 今 日 の 知 識 !  (道) 5. 今 日 の 解 脱 !  (解)
 6. 今 日 の 振 返 り ! (脱)
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10-18

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コメント: 1
  • #1

    安田 和正 (水曜日, 18 2月 2015 00:10)

    他者と声かけあって共通の教えを分かち合う修行方法が集中力と持続力が増すことも多い。