第11-7日 Vol.284  此の中に云何ぞ忽ちに衆生を生ぜる 【化城諭品第七】(六十一~六十六行)

法華経 化城諭品第七

 
★★ きょうの謎!
 
その謎1:六種の震動とは地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人間・天上の六つの衆生世

     界各々が震動することを意味するのでしょうか?
 
その謎2:「中間幽冥の處、日月の威光」とは、例えば日月燈明佛と日月淨明徳佛

     のことを比喩的に超えることを示唆したものでしょうか?
  
 
■■第11-7日  Vol.284
 
 此の中に云何ぞ忽ちに衆生を生ぜる
 
  【化城諭品第七】
  (六十一~六十六行)
 
■■今日の一偈一句
 
 ホトケ モロモロ ビク ツ      ダイツウチショウブツアノクタラサンミャクサンボダイ エ
 佛、諸 の比丘に告げたまわく、大通知勝佛阿耨多羅三藐三菩提を得たまいし
 
 トキ ジッポウオノオノゴヒャクマンノクショブツセカイロクシュシンドウ  ソ クニ チュウゲンユウミョウトコロニチガツ
 時、十方各 五百萬億の諸佛世界六種に震動し、其の國の中間幽冥の處、日月
 
  イコウ  テラ   アタ  トコロ シカ ミナオオイアキラ    ソ ナカ シュジョウ オノオノアイミ
 の威光も照すこと能わざる所、而も皆大に明かなり。其の中の衆生 各 相見
 
     エ  コトゴト コ コトバ ナ   コ ナカ  イカン タチマ シュジョウ ショウ
 ることを得て、咸 く是の言を作さく、此の中に云何ぞ忽ちに衆生を生ぜる。
 
 マタソ コッカイ ショテン  クデンナイシボングウ ロクシュ シンドウ ダイコウアマネ テラ  セカイ ヘン
 又其の國界の諸天の宮殿乃至梵宮まで六種に震動し、大光普く照して世界に遍
 
 マン  ショテン ヒカリ マサ
 滿し、諸天の光に勝れり。

 
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  1. 今 日 の 解 読 !  (苦)
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佛、諸々の比丘に告げられた、大通知勝佛が阿耨多羅三藐三菩提を目出度く得ら
 
れたました時、十方各々五百万億の諸佛世界は六種に震動し、その国の神仏の居
 
る中央の處、日月の威光も照すことのできない所まで、すべて皆大いに明るくな
 
った。その中の衆生は 各々相見ることができて、恐る恐るこのように言い合っ
 
た、この国の中に一体どうしたことかたちまちに衆生を生き生きさせている。ま
 
たその国中の諸天の宮殿から梵宮(ぼんぐう:梵天の世界)に至るまで六種に震
 
動し、大光は普く照して世界に遍満し、それは諸天の光に勝るものであった。
 
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  2. 今 日 の 説 法 !  (集)
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前回は、大通智勝佛へ参詣した際の全員で説いた讃嘆の偈頌の後に、今度は十六
王子だけが代表して世尊に対し法輪を転じていただく勧請をするための言葉を表
し、更にそれを重ねて偈頌を説いて申し上げました。
 
 世雄はこの世に比類なき御方であり、願わくは世間の為に説いて、我等及び諸
 々の衆生の類を度脱し、それにより分別し顕示していただくことで智慧を得さ
 せてください 
 
 もし我らが成佛を得れば 衆生もまた同様に準ずることでしょう 
 ここにまさに無上の法輪を転じてください、と述べて偈を終えました。
 
このように十六王子の説いた偈の後に今回、釈迦は諸々の比丘に対し次のように
告げられました。
 
大通知勝佛が阿耨多羅三藐三菩提を得られました時、十方各々にある五百万億の
諸佛の世界は六種類の震動を生じ、その国の中央部幽玄境地の暗い處、太陽も月
もその威光を照らすことのできなかった所もが、すべて皆大いに明るくなったの
でした。
 
その国の中の衆生たちは各々が自然と顔を見合わせて、慎重な面持ちでこのよう
な言葉を言いました。
「この国の中に一体どうしたというのだろうたちまちに衆生が生き返っている」
 
そうするうちにまたその国の境界最上の諸天の宮殿から梵宮に至るまでが六種類
に震動し、大光があまねく照らして世界中に遍満し、その光は諸天の照らす光に
勝っていました。
 
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  3. 今 日 の 謎 !   (滅)
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まず、今日の謎を整理して見ることにしましょう!
   
その謎1:六種の震動とは地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人間・天上の六つの衆生
     世界各々が震動することを意味するのでしょうか?
 
その謎2:「中間幽冥の處、日月の威光」とは、例えば日月燈明佛と日月淨明徳
     佛のことを比喩的に超えることを示唆したものでしょうか?
 

ご案内

★★ 今日も、お読みいただきありがとうございました ★★

 

本日品のその後の続き文、【今日の謎!の答え、解説など詳細満載】

 4. 今 日 の 知 識 !  (道)
 5. 今 日 の 解 脱 !  (解)

 6. 今 日 の 振 返 り ! (脱)

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11-7

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コメント: 4
  • #1

    安田 和正 (土曜日, 07 3月 2015 18:49)

    『あまりに長い期間がかかりすぎた大通知勝佛』

  • #2

    ぶっけん (日曜日, 06 11月 2016 21:21)

    明らかに悪い人を知ったら、ただ偏見で攻撃したり強引に無視するよりも、その場ですぐ嘲笑えるようでしたらそのまま笑ってしまう方が即座に自分のプラスになります。
    それができれば、偏見や無視でしか対抗できない人にも何かあることを知るでしょう。
    笑えない人を上手く誘引してあげることがどちらの成長にもつながります。

  • #3

    ぶっけん (月曜日, 07 11月 2016 13:09)

    「ただ、時間だけ」・・
    ただ、今有る時間が過ぎ去れば、道もすべてが変わっていく
    今有る、あるいは過ぎ去った愛に執着せず、行く先の時間を説くことだ♡

  • #4

    ぶっけん (水曜日, 07 3月 2018 08:58)

    勇気一つで物事をチャレンジしようとすることについては長い時間が掛かることが知られています。
    また、勇気と直感だけの意気込みで無謀にも思えるチャレンジはすぐにもお金が儲かりやすいことも知られています。
    それは世の中の難しさをすでに体験した人々の共通意見です。
     
    本日の大通智勝仏も実は成仏するまでにはとても長い歳月を要しました。
    大通智勝仏はまだ菩薩修行者だった頃、最初成仏を目指した時、それを知った天の神々は即座に素晴らしい心掛けに対する豪華な宝の上座を用意し修行させようとしました。
    王であった大通智勝はその上座に着くと覚悟を定めて、心身を微塵も動かさない修行に入りました。

    それ以来どれほどの歳月が過ぎ去ったことでしょう。
    世の中は移り変わり今までにない新しいものばかりが降り続けました。
    人々は変化に喜び、16人の王子たちは大通智勝の成仏の素晴らしさを十方世界各地へ渡って普及し続けました。
    しかし、大通智勝は念願かなって成仏したように思えましたが、完全には真実を悟れず満足いかず未だ心身微動もせず何も語らない状態のままでした。

    16人の王子は更に多くの一般衆生へ仏道を広く説いて導き渡る行動による修行を休まず続けました。
    それから更に計り知れないほどの歳月が経過した後、遂に大通智勝仏は初めて悟りに至り広く衆生に法華経を説いたのでした。
    その後、16人の王子も次々に各地で成仏しましたが、その中の一人が釈迦牟尼仏でした。
    さて、大通智勝仏は釈迦牟尼仏の真の父親だったのでしょうか?
     
    ところで、大通智勝仏は勇気一つだけの修行で成仏したケースと言えるではないでしょうか。
    いずれこの大通智勝仏が王のままに沈黙の修行を続けていたあまりに長かった安息の城は架空だったとして一瞬に消し去られたのでした。
    その時、行動で達成する修行の早さが再始動したのです。
     
    (ぶっけん成安田)